群馬大学大学院教育学研究科長期研修院(社会科教育)
 
 群馬大学大学院教育学研究科では,教科及び学校教育に関して自らの専門性をさらに高めたいという現職教員等を対象に,自主的で自由度の高い各種研修の場として長期研修院を設置し,各教科等に関する修士レベルの研修を実施しています。
 社会科教育の各分野でも,下記のとおり,長期研修院(研究会)を開催します。気軽に議論ができて学びを深めることのできる楽しい会にしたいと考えていますので,ふるってご参加ください。
 

 
■■2017年度■■
 
第4回研究会(2018/02/10 社会科教育領域)のお知らせ [終了しました]
 
日時:2018年2月10日(土)15時30分〜17時
場所:群馬大学教育学部C104(C棟1階)
 
話者:中尾敏朗(群馬大学教育学部社会科教育講座)
題目:「歴史教育の課題と方向性 ―新学習指導要領の趣旨を踏まえて― 」
 
キーワード:深い学び,資質・能力,学習内容の構造化・焦点化,歴史を考察し表現する学習
 
概要:
小中学校の新学習指導要領では,各教科等で育成を目指す「資質・能力」が重視され,その手立ての一つとして「主体的・対話的で深い学び」が注目されています。一方,高校では地理歴史科と公民科に「総合」的な科目が新設され,それと同時に高大接続の改革が図られようとしています。これからの時期,例えば中高の歴史領域ではどのような学習指導を進めていけばよいのでしょうか。今次学習指導要領改訂の趣旨を踏まえながら,その方向性を皆さんと展望したいと思います。
 
参加申込:当日参加も歓迎いたしますが,準備の都合上,事前に次のアドレスまでご連絡をいただければ幸いです。
中尾敏朗 nakao1046★gunma-u.ac.jp (★を半角の@に変えてください)
 

 
第3回研究会(2018/02/10 地理的分野)のお知らせ [終了しました]
 
日時:2018年2月10日(土)15時〜17時
場所:群馬大学教育学部C103(C棟1階)
 
キーワード:地形、土地利用変化,土地の履歴、自然環境、地図
 
研修の概要:
今後の自然災害による被害軽減や持続可能な社会の構築など、「よりよい社会や自然環境」を形成・維持していくうえで、私たちが暮らしている地域の地形の生い立ちや土地利用の変遷などといった「土地の履歴」をよく知ることは重要です。今回の研修では、群馬大学荒牧キャンパス周辺の地形や土地利用の変遷に関する2時間程度の野外観察をおこなう予定です。荒牧キャンパス周辺のような都市化が進んだ地域においても、かつての河川流路(旧河道)の痕跡や地形条件を活かした(克服した)土地利用など、多くの地理的なテーマが存在しています。普段何気なくみている風景からさまざまな情報を読み解く「地理的な見方」について、今回の研修では野外観察を通して養いたいと思います。
研修時には、国土地理院発行の地形図や治水地形分類図など,複数の地図を紹介・解説します。国土地理院がweb上で公開している「地理院地図」を事前に閲覧し、どのような地図(地理空間)情報が利用できるか、各自で確認しておくようにしてください。
 
テキスト・参考文献・注意事項:
研修資料と研修時に利用する地形図はこちらで準備し、研修当日に配布します。2時間程度の野外観察をおこないますので、歩きやすい服装と靴でご参加ください。また、野外でメモを取る時に使用するバインダーがあると便利です。雨天の場合は、荒牧キャンパスの教室において地形図を用いた作業と解説をおこない、大学構内での短時間の野外観察をおこないます。
 
参加申込:配付資料の準備のため、事前に下記まで申し込みください。
 青山雅史(教育学部社会科教育講座)
   m-aoyama★@gunma-u.ac.jp (★を半角の@に変えてください)
 

 
第2回研究会(2018/02/10 歴史的分野)のお知らせ [終了しました]
 
日時:2018年2月10日(土)13時〜13時40分
場所:群馬大学教育学部A−311(A棟3階)
 
発表者:千明俊太(ちぎらしゅんた/群馬県立伊勢崎清明高校 地歴科教諭)
題目:「6年間の授業実践―生徒の思考を促す教材開発について―」
概要:
 6年間、地歴科教員として試行錯誤しながら取り組んできた授業実践について、主に「思考・判断・表現」の領域に関するものを紹介する。また、赴任する高校によって変わる授業現場での問題点や、流行の「主体的・協働的で深い学びの実践」を地歴科目において行う上での注意点について、経験をもとに説明する。
 

 
第1回研究会(2017/12/05 公民的分野)のお知らせ [終了しました]
 
日時:2017年12月5日(火) 18:30〜20:00
場所:群馬大学教育学部 A311教室(A棟3階)
 
内容:〈公害〉と〈市民運動〉をいかに教えるか ――終わらない水俣病の事例を通して――
  水俣病は終わっていない――。
  患者とその家族/遺族の存在、補償の不徹底といった現実的な問題はもとより、公害を生み出してしまった近代文明に対する徹底的な反省もないままに、原子力利用や開発主義的経済政策が続けられているからである。
  本講演会は水俣病の発生とその国家的対応、患者・家族・支援者らによる抵抗運動を理解し、〈公害〉と〈市民運動〉をどのように評価し、どのように教育現場で教えるのかについて、追究することを目的としている。
講師:間庭大祐(立教大学講師)
講師紹介:まにわ だいすけ 立命館大学大学院修了、博士(社会学)。
  ハンナ・アレントの研究を中心として、市民社会・政治・文明論を展開している。近年では石牟礼道子研究を通じて水俣病問題に深く入り込んでいる。論文に「ハーバマスとアレントの議論から考える「公共性」」(『社会の芸術/芸術という社会』、2016所収)、「「死民」の闘い:石牟礼道子における近代批判の思想」(『唯物論研究年誌』、2016所収)など。
 
*参加自由(当日自由参加も歓迎いたしますが、準備の都合上、できれば下記アドレスまで事前にご連絡ください。)
  小谷英生:hideokotani★gunma-u.ac.jp (★を半角の@に変えてください)
 

 
2016年度の記録